いいちこ

「赤黄色の金木犀の香りがしてたまらなくなって
何故か無駄に胸が騒いでしまう帰り道」

これはフジファブリックの『赤黄色の金木犀』の一節です。

今の季節にピッタリですね。

僕はメッセージ性のある歌詞が苦手なのですが、このフレーズにはぐぅの音も出ないほどの共感を覚えます。

こんにちは、koiです。

ようやく最低の季節が終わって、素敵な季節の到来です。

よく「~の秋」と例えられますが、僕的には「思案の秋」。

色彩的な意味で「シアンの秋」というのも良いけれど(どちらかと言えば秋はマゼンタか)、まぁとにかく秋って人に色々なことを考えさせますね。

将来のこと、夢のこと、恋愛のこと、家庭のこと、進路のこと、仕事のこと、、、。

冷たい風が頭をクリアにしてくれて、色んなことに想いが巡る。

結論なんか出なくて良くて、考えることに意味がある。

それが秋という季節の存在意義な気がします。

人には皆それぞれの人生があって、どれ一つ取っても同じものはありません。

悩み事も十人十色。

誰かが作った深い歌詞に自分を写すくらいなら、足りない頭で悩んだ方がよっぽど意味があると思います。

周りの人からのアドバイスも、所詮はその人の経験則から来る狭い価値観に過ぎません。

人生が二三回やり直せるのなら他人の意見を聞いてもいいけれど、そうじゃないのだから、自分で悩んで、自分で決めて、自分を信じて、自分のために生きるべきです。

昔、ある人が言っていました。

「人のために生きることは当たり前。自分のために生きられて一人前」

その時は「逆じゃないの?」と思ったけれど、少し大人になった今なら意味がわかるような気がします。

あとひと月もすれば、時間の波はどんどん流れを早めていって、ゆっくり考えることも許してくれません。

せっかくの「思案の秋」です。

誰のためでもない、自分のために大いに悩みましょう。

ではまた。